八重の桜キャスト 梶原平馬 池内博之

梶原平馬役 池内博之

梶原平馬【会津藩家老】

名門・梶原家の養子。若くして藩の外公役を任される。最初の妻・山川大蔵の姉・二葉との間に一男をもうけるが戊辰戦争で離縁。「鳥羽伏見の戦い」に敗れたのち、平馬は江戸で資金、軍備の調達にあたり、会津に戻り奥羽越列藩同盟の結成に主導的役割を果たした。「会津戦争」で敗戦後は、藩主父子が鳥取藩江戸屋敷に幽閉された際は、平馬も随行している。

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八重の桜キャスト 佐川官兵衛 中村獅童

佐川官兵衛役 中村獅童

佐川官兵衛【会津藩士】

江戸勤番中に幕府の旗本を斬り、謹慎の身となる。藩主・松平容保が上洛4年後に謹慎が解かれ、上洛。京で「別撰組」を統率する。会津戦争では奇襲攻撃を官兵衛の部隊が請け負うこととなったが、酒を暴飲して寝過ごすという大失態を犯してしまったがために作戦が失敗して苦戦を強いられ、挽回のために命がけの猛攻を仕掛けたが敗北し、戦いのうちに会津は降伏せざるを得ない状況まで追い込まれる。最期まで抗戦しようとしたが、猪苗代の謹慎所に送られた。

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八重の桜キャスト 西郷頼母 西田敏行

西郷頼母役 西田敏行

『八重、にしゃ桜だ。花は散っても時がくっと、また花を咲かせる。
    なんども・・・花を咲かせろ。』
大河ドラマ『八重の桜』最終回より

西郷頼母(さいごうたのも)【会津藩家老】

覚馬・八重のよき理解者。
藩主・松平容保に京都守護職の辞任を強行に進言したために家老職を解任。戊辰戦争の勃発により復職するが戦った「白河口の戦い」で惨敗する。頼母の母や妻など一族21人は、会津若松城(鶴ヶ城)に入ることなく自刃。不戦恭順論だった頼母は城から退去させられる。最終回で会津を訪れた八重と再会する。

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八重の桜 キャスト 西郷隆盛(西郷吉之助) 吉川晃司

西郷隆盛(西郷吉之助)役 吉川晃司

西郷隆盛【薩摩藩士】

下級武士の家の生まれながら、藩主・島津斉彬に見いだされ、早くから他藩の諸士と交わる。佐久間象山塾で山本覚馬と初めて出会う。「禁門の変」では会津藩を窮地から救い長州藩を撃退。その後、藩論を佐幕から倒幕へと転向させ、会津と敵対する。「鳥羽伏見の戦い」では捕らえた覚馬を幽閉する。

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八重の桜キャスト 佐久間象山 奥田瑛二

佐久間象山役 奥田瑛二

佐久間象山【兵学者】

信濃・松代藩士。象山の私塾には山本覚馬をはじめ、勝海舟、吉田松陰、河井継之助など集まり学んだ。幕府の命令で上洛。開国論、公武合体論を唱え、覚馬らと会合したが、攘夷派に暗殺された。

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八重の桜キャスト 桂小五郎(木戸孝光) 及川光博

桂小五郎(木戸孝光)役 及川光博

桂小五郎(木戸孝光)【長州藩士】

吉田松陰に師事。江戸で剣術や西洋砲術を学ぶ。長州藩のリーダーとして諸藩の志士と交流。幕末の京では「逃げの小五郎」と呼ばれる。「蛤御門の変」では同士の久坂玄端を失う。薩摩藩の西郷隆盛と薩長同盟を結び、のちに山本覚馬とかかわりを持つ事になる。

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八重の桜 キャスト 吉田松陰【吉田寅次郎】 小栗旬

吉田松陰【吉田寅次郎】役 小栗旬

  『この国を守るために!
   天朝も幕府も藩も要らん!
   ただ 身一つで立ち上がればよい!立ち上がれ!』

    大河ドラマ『八重の桜』第5回 松蔭の遺言より

   吉田松陰を演じる小栗旬さんは、大河ドラマ常連俳優。
   『天地人』では石田三成、『義経』では梶原景季と重要な役で登場。
   『八重の桜』では、松陰の登場シーンは少ないのですが、
   地味目な登場人物が多い中で、第5回で叫ぶ姿は、
   インパクトがあり印象に残りましたね。

吉田松陰【吉田寅次郎】

長州藩藩校・明倫館の兵学教授。佐久間象山塾で学ぶ。22歳の時に、東北を旅した時に会津の日進館に立ち寄る。そこで八重と覚馬に出会う。
その後、江戸の象山塾で覚馬と再会。海外密航を企てるが失敗。帰藩して松下村塾を開き、門下生には高杉晋作、久坂玄瑞、伊藤博文などがいる。幕府の対外政策を批判した事で「安政の大獄」で死罪となる。佐久間象山や勝海舟、覚馬は松蔭の死を悔やんだ。そして、松陰の弟子たちは会津と対立していく事になる。

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八重の桜キャスト 山川登勢 白羽ゆり

山川登勢役 白羽ゆり

山川登勢【山川大蔵の妻】

宝蔵院流槍術の名手・北原匡の娘。山川家に嫁いで、すぐ大蔵は上洛。会津戦争で敵弾を濡らした着物などで発火を防ぐ「焼玉押さえ」に失敗、砲弾が破裂して瀕死の重傷を負い、息を引き取る。

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八重の桜キャスト 山川大蔵 玉山鉄二

山川大蔵役 玉山鉄二

山川大蔵【会津藩士】

国家老・山川兵衛の孫。幼い頃から優秀で、幼馴染の八重には恋心を抱いており、覚馬から八重の結婚を知らされ動揺した。京に上洛後「鳥羽伏見の戦い」で覚馬に修理と優秀な人材を失う中、大蔵は「会津戦争」で活躍。江戸では八重の弟・三郎を看取る。会津に戻り「日光口の戦い」では新政府軍と善戦していたが「会津城鶴ヶ城危機!」の知らせで鶴ヶ城に戻る。会津の伝統芸能「彼岸獅子」を舞いながら入城、敵方からも「知恵山川」とたたえられた。大蔵は会津篭城戦の総指揮を引き受け戦う事になる。

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八重の桜キャスト 中野竹子 黒木メイサ

中野竹子役 黒木メイサ

『鉄砲・・・武士の魂がこもる、剣や薙刀とは違います』
     大河ドラマ『八重の桜』 第16回「遠ざかる背中」より

     テレ朝『白虎隊』以来、再び会津の女を演じるのは黒木メイサさん。
     『八重の桜』は出産後の初時代劇出演、中野竹子役で第16回から登場。

中野竹子【会津の才女】

江戸詰め勘定役・中野平内の長女として江戸で生まれる。八重(綾瀬はるか)よりふたつ年下。薙刀の名手で容姿端麗の才女して会津では知らない者はいなかった。
戊辰戦争の直前に会津に戻り、藩内の子女に学問や薙刀を教える。母・こう子、妹・優子らと「娘子隊」を結成。薙刀を手に新政府軍と戦ったが銃弾が胸を貫通。首級を敵に与えることを潔しとせず、母の介錯により果てた。
辞世の句は「武士の猛きこころにくらふれは 数にも入らぬ我が身なからも」

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