山本佐久役 風吹ジュン
婿養子の夫・権八との間に6人の子をもうけるが、覚馬、八重、三郎のみが無事に育つ。子供たちを優しく見守る母。会津で天然痘が流行った時は、率先して子供たちに種痘を受けさせた。
婿養子の夫・権八との間に6人の子をもうけるが、覚馬、八重、三郎のみが無事に育つ。子供たちを優しく見守る母。会津で天然痘が流行った時は、率先して子供たちに種痘を受けさせた。
幼い頃、藩の代表として江戸に留学。高島流砲術を学ぶ。山本権八良高いの婿養子として山本家の家督を継ぐ。一家の生活は裕福でなかったが教育熱心で覚馬、八重、三郎を立派に育て上げる。幼少の八重を狩猟に連れて行き鉄砲の厳しさを教えた。覚馬の上洛前には心配のあまり多くの耳かきを作る親心を見せた。会津戦争では補給路確保のために編成された決死隊を率いることとなり、米を城に運ぶことには成功するが、自身はその途上で銃撃を受けて瀕死の状態になっており、八重にわしの誇りだと伝え「皆を守れ」と遺言し、家族に看取られながら息を引き取った。(第29回『鶴ヶ城開城』)史実では会津戦争では50歳以上の武士で構成された『玄武隊』の一員として『一ノ堰の戦い』で戦死をした。
大目付・高木小十郎の長女で、八重の親友。奥ゆかしい性格で、祖父と澄江と同じく裁縫が得意。その素養が認められ、照姫(稲森いづみ)の右筆に採用される。鶴ヶ城の篭城戦では、負傷者の手当てをする。のちに新撰組の斉藤一と結婚をする。
但馬・出石藩の石家の三男。蘭学と舎密術を修めた有能な洋学者。江戸の佐久間象山塾で山本覚馬(西島秀俊)と知り合い惚れこむ。
会津の山本家を訪ね居候となる。蘭学所の教授を務めながら八重(綾瀬はるか)と共に新式銃の開発に腐心。覚馬のすすめで八重と結婚をする。戊辰戦争では鶴ヶ城で八重とともに大砲を指揮を執って戦うが、戦後に離縁する。
その後、東京で尚之助と八重は再会。
幼少から藩校・日進館で学ぶ。江戸の佐久間象山の塾では勝麟太郎(生瀬勝久)、吉田寅次郎(小栗旬)と交流。西郷吉之助(吉川晃司)とも出会う。会津に戻り兵制改革と蘭学所の設置を訴え、蘭学所の教授に就任。その後、林権助(風間杜夫)の勧めでうら(長谷川京子)と結婚。京都に上洛後は『蛤御門の変』で目を負傷。のちに失明をする。『鳥羽伏見の戦い』では消息不明となる。
のちの夫となる川崎尚之助(長谷川博己)と初めて会う八重。まだまだ子供ですから木の上が好きなのでしょう。西洋式訓練の採用を認めない会津の重臣に、苛立つ覚馬の気持ちも分かりますね。もし、覚馬の意見をいち早く取り入れていたら会津の銃や大砲など技術革新は凄かったに違いない。戊辰戦争の結果も変わっていたかもしれません。
今回は、サービスカットで脱ぐ必要のない場面で覚馬(西島秀俊)の上半身裸が登場。ムキムキの裸体は鍛えいるだけありますね。この場面の視聴率が上がったなどネットで騒がれていましたので、近いうちに同じシーンがあることでしょう。
初めて撃った銃で命中をさせた八重は、素質がありますね。この才能が会津を助ける事になるのです。
西郷隆盛と新島襄が登場の第2回。像山塾で山本覚馬と新島襄が会っていていたとは?史実は不明だが幕末ファンとしては、このような設定は嬉しいですね。
鉄砲の真似事をするな父に叱れた八重は、鉄砲の恐ろしさを父から教えられるが、それでも鉄砲を諦められない。砲術の家系に生まれてきた血筋。本能みたいなものなのでしょう。おなごが鉄砲を習っても役に立たないと父・権八は言うことは一理ありますが八重の鉄砲の知識と技術は、のちのち会津の役に立っているんですよね。
オープニングは南北戦争から会津戦争・・・、鶴ヶ城籠城で銃を構える山本八重の姿は凛々しい。過去に『ICHI』や『僕の彼女はサイボーグ』で戦う女を演じた綾瀬はるかさん。今回の八重もスペンサー銃で鶴ヶ城を守る女性戦士。「城をわたせぬ。ならぬことは、ならぬのです。」と凛々しい姿に惹かれますね。
幼少の八重を演じるのは鈴木梨央ちゃん。過去に芦田愛菜ちゃんや子供店長など主人公の幼少時代を演じて多くの子役がブレイク。今回の鈴木梨央ちゃんも、しっかりと演技をしておりブレイク間違いない。出演後はドラマやCMオファーとあった事でしょう。
第1回であることからNHKも予算をかけていますね。オープニンングの鶴ヶ城籠のCGや演習での騎乗シーンと迫力があります。吉田松蔭や勝海舟、佐久間象山と1回目からの登場で幕末ファンの自分としては嬉しいですよ。江や清盛と比べオーソドックスな大河ドラマでネット上では歴史再現ドラマと言われていますが自分は好きでね。今後、八重と歴史上の人物が、どのように絡んでくるのか?とても楽しみにしている大河ドラマです。
会津藩砲術師範代の山本権八・佐久夫妻の娘。幼い頃から木登りや米俵遊びで男児と競うおてんば娘。父や兄の影響で砲術の道を志す。
父や兄・覚馬に鉄砲をやる事を反対されるが、やがて覚馬に認められ角場に立つ。初めて撃った銃で的に命中させる才能を見せるが、薙刀の腕は山川二葉と中野竹子(黒木メイサ)に劣る。
のちに覚馬を慕ってやってきた洋学者・川崎尚之助と結婚をするが戊辰戦争では別れ離れとなる。
鶴ヶ城の篭城戦ではスペンサー銃で板垣退助の部下を狙撃、幕末のジャンヌ・ダルクと呼ばれた。
文久2(1862)年・秋。京では攘夷派の天誅騒動が続いていた。
京都上洛前、多くの会津藩士たちは家族との、ひとときを過ごしていた。
山本覚馬(西島秀俊)、八重(綾瀬はるか)、三郎(工藤阿須加)、川崎尚之助(長谷川博己)は湯本村の温泉【東山温泉】に向かっていた。途中で覚馬は神保修理(斎藤工)と雪(芦名星)に会い一緒に温泉に向かう。
修理は「京都守護職・・・重い役目です」と険しい表情で覚馬に語っていた。願掛けで鳥居の上に石を投げて乗せ、「兄様が京で手柄を立てるように。」と祈る八重。雪も同じく投げるが失敗。繰り返そうとするが、「必ず、帰ってくると。」と止める修理。 続きを読む 八重の桜 あらすじ 第7回 将軍の首