八重の桜 レビュー 第9回 薩会同盟・・・八重が右筆に落選

八重の桜 レビュー 第9回

長州の謀を知り「薩会同盟」を結んだ薩摩と会津。八月十八日の政変が会津の長州の遺恨の始まりとなります。
会津は正当な理由で帝を守っていただけなのに、どこで歯車が狂ってしまうのだろうか。
会津では、照姫の右筆には八重が選ばれると噂に・・そわそわと落ち着かない権八父さん。期待しすぎですよ。
時尾の弟『姉様が選ばれました』に一瞬、場の空気が止まり、申し訳けない顔をしている八重。そして、呆然とする父。娘を思う姿は、まるで朝ドラヒロインのお父さんですね。あの後は、どうなったのだろう?
気持ちが沈んだ八重を励ます尚之助。今回のシーンを見ると、すでに尚之助は八重に恋心を抱いていたのでしょね。

八重の桜キャスト 山本権八 松重豊

山本権八【やまもとごんぱち】役 松重豊

山本権八【八重の父】

幼い頃、藩の代表として江戸に留学。高島流砲術を学ぶ。山本権八良高いの婿養子として山本家の家督を継ぐ。一家の生活は裕福でなかったが教育熱心で覚馬、八重、三郎を立派に育て上げる。幼少の八重を狩猟に連れて行き鉄砲の厳しさを教えた。覚馬の上洛前には心配のあまり多くの耳かきを作る親心を見せた。会津戦争では補給路確保のために編成された決死隊を率いることとなり、米を城に運ぶことには成功するが、自身はその途上で銃撃を受けて瀕死の状態になっており、八重にわしの誇りだと伝え「皆を守れ」と遺言し、家族に看取られながら息を引き取った。(第29回『鶴ヶ城開城』)史実では会津戦争では50歳以上の武士で構成された『玄武隊』の一員として『一ノ堰の戦い』で戦死をした。

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八重の桜 レビュー 第2回 山本権八の教え

八重の桜 レビュー 第2回

西郷隆盛と新島襄が登場の第2回。像山塾で山本覚馬と新島襄が会っていていたとは?史実は不明だが幕末ファンとしては、このような設定は嬉しいですね。
鉄砲の真似事をするな父に叱れた八重は、鉄砲の恐ろしさを父から教えられるが、それでも鉄砲を諦められない。砲術の家系に生まれてきた血筋。本能みたいなものなのでしょう。おなごが鉄砲を習っても役に立たないと父・権八は言うことは一理ありますが八重の鉄砲の知識と技術は、のちのち会津の役に立っているんですよね。