吉田松陰【吉田寅次郎】役 小栗旬
『この国を守るために!
天朝も幕府も藩も要らん!
ただ 身一つで立ち上がればよい!立ち上がれ!』
大河ドラマ『八重の桜』第5回 松蔭の遺言より
吉田松陰を演じる小栗旬さんは、大河ドラマ常連俳優。
『天地人』では石田三成、『義経』では梶原景季と重要な役で登場。
『八重の桜』では、松陰の登場シーンは少ないのですが、
地味目な登場人物が多い中で、第5回で叫ぶ姿は、
インパクトがあり印象に残りましたね。
吉田松陰【吉田寅次郎】
長州藩藩校・明倫館の兵学教授。佐久間象山塾で学ぶ。22歳の時に、東北を旅した時に会津の日進館に立ち寄る。そこで八重と覚馬に出会う。
その後、江戸の象山塾で覚馬と再会。海外密航を企てるが失敗。帰藩して松下村塾を開き、門下生には高杉晋作、久坂玄瑞、伊藤博文などがいる。幕府の対外政策を批判した事で「安政の大獄」で死罪となる。佐久間象山や勝海舟、覚馬は松蔭の死を悔やんだ。そして、松陰の弟子たちは会津と対立していく事になる。