八重の桜 あらすじ 第4回 「妖霊星」(ようれいぼし)

八重の桜 第4回 「妖霊星」(ようれいぼし)

安政5(1858)年2月。八重は12歳となっていた。

西郷頼母(西田敏行)の松平容保(綾野剛)への働きかけが実り、覚馬(西島秀俊)の禁足が解かれ、八重(綾瀬はるか)もわがことのように喜ぶ。覚馬は軍事取調役と大砲頭取に抜擢され古川春英の帰藩も叶った。
覚馬は林権助(風間杜夫)の勧めで、うら(長谷川京子)をめとることになった。

江戸では海軍演習所 勝海舟が薩摩の藩主 島津斉彬を訪ねて開国をして交易を進めることで考えが一致していた。

安政5(1858)年4月。井伊直弼(榎木孝明)は大老に就任した。通商条約調印を急ぐ井伊は、斉彬の思惑とは反対の方向に大きく舵を切った。

会津では、平穏な日々が続いてた。時尾(貫地谷しほり)が八重におばばがうらをよく働くと褒めていた事を話すが、
八重は『姉様は、いつも黙って働いていて・・・・私は、わかんねぇ。』と答えていた。

安政5(1858)年6月。

井伊直弼が独断で日米修好通商条約を締結し、一橋慶喜(小泉孝太郎)は詰め寄る。
そして翌日、徳川斉昭(伊吹吾郎)ら御三家がご登城するが、斉昭、松平春嶽(村上弘明)、慶喜らは謹慎・隠居、一橋派は正治の表舞台から消えていった。

容保は、井伊に処分の減免を働きかけるが、『臨機応変を誤り国を滅ぼしては不忠となります。命を落とす覚悟がなければ、国事にあたれません。』と井伊は忠告を聞き入れなかった。

その頃、会津では夜空に妖霊星が・・・・

『あれ見れんしょ妖霊星だし。』と八重が妖霊星を見つけた。『鎌倉幕府が滅んだときに妖霊星があられた・・・』と覚馬が呟く。
6月 長崎で流行ったコロリは江戸でも流行りだし、薩摩の藩主 島津斉彬は死去していた。
安政5年9月に水戸藩への密勅に関わった者たちの検挙が始まった。安政の大獄の幕が切っておとされた。

安政6(1859)年5月、覚馬が『寅次郎さんが、つかまった。』と走って戻って来る。勝の手紙を尚之助に渡す。『寅次郎さん・・・』と呟く八重。

安政の大獄は、この後に多くの犠牲者を出すのだった。

第4回 おもなキャスト

山本八重:綾瀬はるか)

山本覚馬(八重の兄):西島秀俊
川崎尚之助(洋学者):長谷川博己
山本うら(覚馬の妻):長谷京子
時尾(八重の幼なじみ):貫地谷しほり
松平容保(会津藩第9代藩主):綾野剛
西郷頼母(会津藩家老):西田敏行
松平春嶽(前福井藩主):村上弘明
井伊直弼(彦根藩主・家老):榎木孝明
吉田寅次郎:小栗旬
佐久間象山:奥田瑛二

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